
デジタルサイネージやイベント演出で欠かせない「LEDビジョン(大型LEDディスプレイ)」。導入を検討する際、多くの企業や個人が「新品と中古、どちらを選ぶべきか」で迷います。この記事では、中古と新品のLEDビジョンの主な違いを比較し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
1. 初期コストの違い
- 新品:
最新の技術を搭載したモデルは価格が高く、導入費用も高額になります。特に高精細な屋外用LEDビジョンでは、規模により数百万円~数千万単位になることも珍しくありません。 - 中古:
半額以下で購入できるケースも多く、コストを抑えたい企業に人気。試験運用、イベント用など、短期使用の需要にもマッチします。
2. 画質・性能の差
- 新品:
高輝度・高解像度の最新パネルを搭載しており、視認性や色の再現性が非常に高いです。消費電力効率も良く、動作も安定。 - 中古:
数年前のモデルになるため、画質や輝度が劣る可能性があります。また、長時間使用されていた機器では画素欠けや輝度ムラが見られることも。
3. 保証・アフターサービス
- 新品:
メーカー保証(通常1〜3年)が付き、サポート体制も整っています。故障時の部品交換もスムーズ。 - 中古:
保証がない、または短期間のショップ保証のみの場合が多いです。部品の入手が困難になるケースもあります。
4. 設置・メンテナンス性
- 新品:
設置マニュアルや技術サポートが充実しており、業者による設置がスムーズ。 - 中古:
機種によっては部品が廃番になっており、設置時に手間取ることも。説明書やマニュアルが欠品していることもあります。
5. 使用目的に応じた選び方
- イベント・短期利用:中古でコストを抑える選択が理にかなっています。多少の画質差よりも予算重視。
- 常設・商業施設・屋外広告:新品で信頼性を確保し、トラブルの少ない運用が望ましいです。
6. 特殊演出・オーダーメイド型LEDビジョンについて
近年注目を集めている「新宿の猫」のような立体的・錯覚的な演出が可能なLEDビジョンは、ビルの形状等に合わせた、オーダーメイドによる新品の製作が必要です。
特徴
- 設置場所に合わせたカーブ・曲面パネル設計
視覚効果を最大限に生かすために、建物の形状や視点を考慮したカスタム設計が求められます。 - 高精細かつ高リフレッシュレートのLEDモジュール
視覚的な“飛び出し感”や滑らかな動きを実現するには、解像度・発色・反応速度ともに最高ランクのパネルが必要です。 - 専用コンテンツとの一体設計
3DCGやAR風の映像コンテンツとハードウェアを同時開発・調整する必要があり、高度な制作スキルと連携が求められます。
中古での実現は困難
この種の演出は設置環境や用途に完全に合わせた構造・システム設計を行うため、既製品や中古パネルでは基本的に対応不可能です。映像の「見せ方」まで含めた総合的な開発になるため、新品かつフルオーダー前提のプロジェクトといえます。
7. 在庫品がある場合の即納対応について
LEDビジョンの導入において「納期」は大きな判断基準の一つです。特に短期間のイベントや急なプロモーションにおいて、即納可能かどうかは重要な要素となります。
中古品:即納性が高い
- 多くの中古業者は倉庫に在庫を保有しており、注文から数日で発送・納品可能な場合が多いです。
- 即納モデルは数量やサイズが限られますが、とにかく早く導入したいというニーズには非常にマッチします。
新品:納期はオーダー内容次第
- 既製モデルで在庫がある場合には比較的早く納品できますが、オーダーメイド型や特殊仕様品の場合は1~3ヶ月程度の納期が一般的です。
- 特に高精細大型LEDや、屋外対応品、曲面ディスプレイなどは製造期間+輸送期間が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。LEDTOKYOUSEDでは整備・点検済みの実績のあるLEDビジョンを、再整備済み製品として販売しております。またすべての製品に1年保証をおつけしており、中古のデメリットとなる要素も解決可能です。是非お気軽にお問い合わせください。
比較項目 | 新品 | 中古 |
---|---|---|
初期コスト | 高い | 安い |
画質・性能 | 最新・高精細 | 型落ち・劣化の可能性あり |
保証・サポート | 業者により1~3年保証 | LEDTOKYOUSEDなら1年保証 |
設置のしやすさ | 安定している | 個体差あり |
特殊演出対応 | オーダーメイドで自由度が高い | 基本的に不可 |
納期対応 | 長め(2ヶ月前後) | 多くは即納可能(在庫次第) |
おすすめ用途 | 長期運用、大型演出 | 試験運用、即導入、予算制限下 |
中古LEDヴィジョンに興味のある方、気になる方問い合わせお待ちしております。